子宮がん検診

  • HOME
  • 子宮がん検診

子宮がん検診について

子宮がん検診について

子宮がん検診は、女性特有のがんである子宮頸がんや子宮体がんを早期に発見するための重要な健康チェックです。特に子宮頸がんは定期的な検診によって前がん病変の段階で発見できれば、大掛かりな治療を受けることなく治癒する可能性が高い病気です。

梅田の志村ウィメンズクリニックでは、大阪市の「子宮頸がん検診」を実施しております。

子宮頸がん検診

検診の目的と対象者

子宮頸がんの早期発見を目的とした検診です。大阪市では20歳以上の女性が対象となります。検診は2年に1回受けることが推奨されています。

自覚症状が現れてからでは進行していることも多いため、定期的な検診で早期発見することが重要です。

検診内容

主な検査方法は細胞診検査(パップテスト)で、子宮の入り口から専用のブラシで細胞を採取し、がん細胞の有無を調べます。検査自体は数分で終わる簡単なものです。

より正確な検査のために、生理終了後3日以上経過した時点での受診が推奨されます。また、検査前日は性交や膣内洗浄を控えていただくと良いでしょう。

受診の手続き

当院は大阪市のがん検診実施医療機関に指定されています。検診を受けるには、当院に電話で予約し、「大阪市がん検診で子宮頸がん検診を受けたい」とお伝えください。

検診当日は、年齢や住民登録を確認できる書類(健康保険証、運転免許証など)をお持ちください。

検診費用

400円

大阪市の検診対象外の方や、より詳しい検査をご希望の方は自費での検診も可能です。詳しくはお問い合わせください。

「要精密検査」となった場合

コルポスコピー検査に対応

検診結果が「要精密検査」となった場合、必ず精密検査を受けることが重要です。精密検査には、コルポスコピー検査(拡大鏡で子宮頸部を詳しく観察する検査)やHPV検査、細胞診などが含まれます。

当院ではコルポスコピー検査に対応しており、必要に応じて組織を一部採取して詳しく調べることができます。これにより、子宮頸がんの有無をより確実に確認できます。

子宮頸がんとHPVの関係

子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染が主な原因となることが明らかになっています。HPV感染は性交経験のある女性の多くに見られますが、ほとんどの場合は一過性で自然に消えます。

しかし、一部の高リスク型HPVが長期間感染し続けると、子宮頸がんの発生リスクが高まります。HPVワクチン接種によりこのリスクを低減することが可能です。