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生理痛とは

生理痛とは、月経中に起こる下腹部痛や腰痛のことです。軽度のものから日常生活に支障をきたすほどの強い痛みを伴うものまで、その程度は様々です。
痛みやつらさは個人差が大きく数値で表すことはできません。大切なのは、あなた自身が「痛い」「つらい」と感じることです。その感覚こそが、あなたにとっての重要なサインなのです。
「痛みは我慢するもの」「生理不順は仕方ない」と思っていませんか?適切な診断と治療によって、多くの方が快適な日常生活を取り戻しています。
梅田の志村ウィメンズクリニックでは、あなたのつらさに寄り添い、一緒に解決策を見つけることをお約束いたします。
生理痛の原因
機能性月経困難症
器質的な異常はなく、プロスタグランジンという物質が過剰に分泌されることで子宮が強く収縮して痛みが生じます。
器質性月経困難症
子宮内膜症や子宮筋腫、子宮腺筋症など何らかの病気が原因で痛みが生じます。
このような場合はご相談ください
- 鎮痛剤を服用しても痛みが和らがない
- 痛みのために学校や仕事、日常生活に支障がある
- 年々、生理痛が強くなっている など
生理痛が強い場合は何らかの病気が隠れていることがあります。早めの受診で適切な診断を受けることが大切です。
生理痛の診断と治療方法
生理痛の原因を特定するために、詳しい問診とともに必要に応じて内診、超音波検査(エコー)、血液検査などを行います。
- 鎮痛剤:痛みが強い場合、適切な鎮痛剤を使用します
- 低用量ピル :ホルモンバランスを整え、子宮内膜の増殖を抑えることで痛みを軽減します
- 漢方薬:体質に合わせた漢方薬で徐々に体質改善をはかります
- 手術療法:子宮内膜症や子宮筋腫が原因の場合、必要に応じて手術を検討します(連携病院をご紹介することもあります) など
生理不順とは
生理不順とは、月経周期や経血量が不規則な状態を指します。一般的には、周期が25日未満または38日以上の場合を生理不順と考えます。
「生理不順は仕方ない」と思っていませんか?適切な診断と治療によって、多くの方が快適な日常生活を取り戻しています。当院へご相談いただき、一緒に解決策を見つけていきましょう。
生理不順の原因
- ホルモンバランスの乱れ:ストレスや急激な体重変化、過度な運動などが影響します
- 多嚢胞性卵巣症候群:卵巣に多数の小さな嚢胞ができる疾患です
- 子宮や卵巣の疾患:子宮筋腫や子宮内膜症などが原因となることがあります
- 更年期にともなう変化:更年期になると卵巣機能が徐々に低下し、生理不順が起こることがあります など
このような場合はご相談ください
- 生理周期が25日未満、または38日以上
- 長期間生理がない
- 生理の量が極端に多い、または少ない
- 不正出血がある
- 生理中以外にも下腹部痛がある など
特に思春期や更年期以外の年代で生理不順が続く場合は、何らかの疾患が隠れていることがあります。早めの受診で適切な診断を受けることが大切です。
生理不順の診断と治療方法
生理不順の原因を特定するために、詳しい問診とともに必要に応じて内診、超音波検査(エコー)、血液検査などを行います。症状や年齢によっては、ホルモン検査などを行うこともあります。
- ホルモン療法:ホルモンバランスを整えるために低用量ピルなどを使用します
- 排卵誘発剤:排卵が起こりにくいと判断した場合に使用します
- 生活習慣の改善:適度な運動、バランスの良い食事、ストレス管理などを指導します
- 漢方薬:体質改善を目的とした漢方薬による治療を行います など