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当院の不妊治療

梅田の志村ウィメンズクリニックでは、一般不妊治療を行っています。より高度な治療が必要と判断した場合は、信頼できる医療機関へご紹介いたしますので、まずは何でもご相談ください。

不妊症は早期の適切な検査と治療により、多くの方が妊娠や出産を実現しています。妊娠にかかる時間や必要な治療は人それぞれ異なりますが、当院では患者様お一人おひとりの状況に合わせたサポートを心がけています。

女性のライフプランを総合的にサポート

当院では女性のライフプラン全体をサポートするという視点を大切にしています。

適切な情報と選択肢を提供し、一般不妊治療から専門施設への紹介まで切れ目のないサポートを心がけています。また、お仕事と治療の両立に関するご相談も承り、患者様のライフスタイルに合わせた通院計画を一緒に考えるなど、実践的なサポートにも力を入れています。

何より大切にしているのは焦らずご自身のペースで前に進めるよう、精神面でのフォローも含めた総合的なサポートを提供します。

生殖医療に関する豊富な経験と知識

当院の副院長は、高度生殖補助医療（ART）を行うクリニックでも診療しており、生殖医療に関する豊富な経験と知識を持っています。一般不妊治療で妊娠に至らない場合、高度生殖補助医療（ART）が必要かどうかを適切に判断し、最適なタイミングで専門施設をご紹介いたします。

不妊症の原因

不妊の原因は女性側、男性側、あるいは両方に存在する場合があり、また原因が特定できないケースも少なくありません。どのパターンも珍しくなく、不妊治療では両パートナーの検査を行うことが重要です。

また、双方に関わる原因としてストレスや生活習慣、加齢の影響なども重要です。特に喫煙、過度の飲酒、極端な肥満や痩せも妊娠に影響することがあります。

女性側の原因

男性側の原因

不妊症の検査

女性側の検査

基礎検査

女性側の検査では、子宮や卵巣の状態、排卵の状況など多角的に検査を行います。基礎体温の測定による排卵の有無や黄体機能の評価、内診や超音波検査（エコー）によって子宮や卵巣の状態を詳しく確認します。

ホルモン検査

ホルモンの検査を通じて卵巣機能や排卵状況の評価も行います。血液検査では女性ホルモン（エストロゲン、プロゲステロン）や卵巣予備能を示すAMH値などを調べることで、現在の卵巣機能や排卵状況を把握することができます。

卵管造影検査

卵管造影検査では子宮内に造影剤を注入し、卵管の通過性を確認します。排卵した卵子と精子が出会い、受精卵が子宮へ移動するために、卵管が詰まっていないことは妊娠において重要な要素です。

子宮鏡検査

必要に応じて子宮鏡検査も行い、子宮内の状態を直接観察します。子宮内膜ポリープや粘膜下筋腫など、着床を妨げる可能性のある病変がないかを確認します。

男性側の検査

精液検査

男性側の検査として、主に精液検査を行います。精子の数（精子濃度）、運動率（前進運動する精子の割合）、形態（正常な形の精子の割合）などを総合的に評価し、男性側の不妊要因があるかどうかを調べます。

その他の検査と連携

男性不妊の原因には精子自体の問題のほかに、ホルモンバランスの乱れや精路の閉塞などがあるため、必要に応じて血液検査でホルモン値を確認することもあります。また、泌尿器科と連携し、より詳細な検査や治療を行うケースもあります。

パートナーと協力して検査を進めることで、より適切な不妊治療の方針を立てることができます。当院では男性も安心して検査を受けられるよう、プライバシーに配慮した環境を整えています。

不妊症の治療

自然妊娠を目指すサポート

基礎体温の正しい測定方法の指導や排卵日の予測、性交タイミングのアドバイスを行います。また、妊娠しやすい体づくりのための生活習慣の改善もサポートします。

排卵誘発による治療

内服薬や注射薬によって排卵を誘発させます。どのような薬剤を使用するかは、患者様の状態に応じて判断いたします。

タイミング法

超音波検査により卵胞の発育を定期的に観察し、排卵日を予測して適切な性交のタイミングをアドバイスします。これにより妊娠の可能性を高める支援を行います。

人工授精

精子を、特殊なカテーテルを用いて直接子宮内に注入する方法です。自然な性交よりも多くの精子を子宮内に届けることができるため、妊娠の確率を高めることが期待できます。

タイミング法で一定期間妊娠に至らない場合や、精子の状態に軽度の問題がある場合、頸管粘液の状態が良くない場合などに検討されます。